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歌うたい永野寛子の記憶のしらべ


by mainoji
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ポリープのこと①

今回私が患いましたポリープのこと
経過を含めてご報告していきたいと思います。

ただ、これはあくまでも私個人的な感想であり、経過ですので
その点は重々ご了承願います!


まず初めてお医者さまを訪ねたのは11月16日
何か違和感があって行ったのではなく、
4年ほど前に結節になっていて、持ったまま歌っているのに、
定期健診にも行っていない。
一応歌うことを仕事としている身としては
ちゃんと現状を把握していないといけないなと思いまして、
『東京ボイスクリニック』を訪れました。

行ってみてびっくり!
結節どころか、りっぱなポリープができていました。
所謂、結節も大きくなると、ポリープと呼ばれるらしいのですが
結節はどちらかというと時間をかけて、たこのようなものができていくようです。
そして、ポリープは一度の衝撃でできるらしいです。
たとえば、風邪を引いているところに無理に思いっきり声をだしてしまったとか。
結節の場合、初期のうちは薬や沈黙によって、よくなることもありますが、
私の場合は半年歌うのをやめても、完全には直りませんでしたので、
結節と付き合ったまま歌うということをしていました。
まぁ、それは4年前の話。
その後、2年前には軽度の難聴になり、半年くらいは耳鼻科に通っていたので
喉の方も見ていただいていましたが、
その時はまだポリープはありませんでした。
そんなことで結節と付き合いながら歌っていたので
歌うのは大変、というのが当たり前の状態だったので、
はたしていつからポリープがあったのか、全然気がつかないと言う
まったくもってだめだめな鈍感ボーカリスト(笑)
先生にもこれで(このポリープで)本当に歌っていたの?と
(いつできたのか)気が付かなかったのは残念だね、言われてしまいました。
トホホ・・・・

さて、ポリープが発見しまして、
とにかく、早く取ってしまおうと、
2月まで決まっていたスケジュールもみなさまにご迷惑をかけながら
キャンセルさせていただき、
手術の日程を12月16日に決めました。

全身麻酔による手術ですので
事前、手術約1週間前に、
血液検査、尿検査、胸部のレントゲン、血圧検査、心電図をしました。
私は弱脈なので、その点だけ、先生からご指摘がありましたが、
もともとの体質なので大丈夫でしょうということで
実施することになりました。

手術前日に
もう一度診察をしてもらいました。
ちょっと見たくないような写真かもしれませんが、
これがそのときのポリープの写真です。
ポリープのこと①_f0063488_1720533.jpg


前日夜9時以降飲食禁止で
翌日11時半より手術が行われました。
初めて全身麻酔しましたが、
本当になーんにも覚えてないのですね。
まぶたが重たくなって、気がついたら
永野さん、永野さんと先生の呼ぶ声。
あら、もう終わってしまったのね、と
あっという間の1時間でした。

つづく
by mainoji | 2010-12-18 17:20 | ♪毎日のこと